猫と暮らす

高い所や狭い場所を好む

猫ちゃんは、高い場所や狭い所が大好きです。
祖先のDNAの名残で、自分の身を守るために外敵に襲われにくく見つかりづらい高い木の上や、狭い穴蔵で過ごしていたためだといわれています。
また、狭い穴にはネズミがいると思い、本能的に入ってしまうこともあるようです。
そのため、室内飼育の猫ちゃんには、狭くても高低差がとれるスペースの方が適しているでしょう。
飼い猫が室内で外敵に襲われるような危険はありませんけど、自由に上り下りできることで運動不足の解消やストレス発散につながります。
暑い時は低い場所に・寒い時は高い場所へ移動できたり、高い場所でゆっくりすごすことができる環境は、ねこが快適に暮らすためには欠かせないポイントです。

爪をとぐ

ねこの爪とぎは、2つの大切な意味があると考えられています。
まず1つは、古い爪のサヤを削り落として、鋭い爪を維持し、外敵から身を守るためです。伸びすぎてしまった爪は自然に抜けますけど、定期的に切ってあげるとよいでしょう。

ねこの爪には神経や血管が中にあります。
白い爪なら目で確認できますので、そこまで深く切り過ぎないように注意して下さい。

もう1つは、足の裏からでるフェロモンをこすりつけ、縄張りを主張するマーキングのためです。
また場合によっては、ストレスの発散に爪とぎをすることもあるようです。
爪とぎはねこの本能的な行為で、基本的に止めさせることはできませんから、専用の爪とぎを用意してあげましょう。

グルーミングをする

猫ちゃんは綺麗好きで、毎日体を舐めてグルーミングをします。
グルーミングには、毛並みの手入れや体臭を消す効果があります。
その他にも、他の猫とケンカした後や、狩りに失敗した時などに気持ちを落ち着かせるために、グルーミングをしたりします。
グルーミングは猫には欠かせない行動なのですが、過剰に繰り返す場合は、なんらかの強いストレスを感じている可能性があります。

しなくなった場合は、体のどこかに病気やケガをしていることも考えられるので注意。

 

猫はよく寝る

ねこは本来、夜行性の動物です。昼間は、基本的にのんびりと寝ていることが多くて、活発に活動するのは主に明け方や夕方だと言われています。
これは、獲物が動き出す明け方と巣に帰る前の夕方が狩りのチャンスだからという考え方が本能的に備わっているからです。
飼いねこがストレスを感じることなく日中留守番ができるは、この習性があるからでしょう。
ちなみにねこは「寝る子」だから「ネコ」と言われるくらいよく寝ています。
一日14?18時間くらい寝ていたりするそうです。

 

鼻や肉球の色で見分ける

猫の性格は、見た目から・・・特に鼻や肉球の色から性格がわかるようです。
猫が人懐っこい、穏やか、やんちゃと感じている飼い主さんは、猫の鼻や肉球の色を確認してみると面白いです。

 

猫の鼻や肉球の色から見た性格

ピンク色

おっとり、穏やか、マイペース、神経質な性格が多いようです。
甘えたいときと1人でいたい時が、はっきりしている子が多いとも言われています。
鼻や肉球がピンク色の猫ちゃんは、比較的おとなしいタイプの性格と言われています。

 

茶色

甘えん坊、怖がり、慎重派、遊ぶのが好きな性格が多いといわれています。
鼻や肉球が茶色の猫は、賢いのではないか?とも言われているようです。失敗を怖がる傾向があるので慎重に行動する猫が多く、猫同士で遊ぶのが好きなようです。

 

黒色

活発、やんちゃ、好奇心旺盛、人懐っこい性格が多いようです。
野性味のある部分が多く、中には自己主張が強い子もいるようです。
鼻や肉球が黒色の猫は、遊ぶのが好きな甘えん坊タイプで、子猫のまま大きくなった・・・と言う感じなのでしょう。

 

斑模様

やんちゃ、おとなしい、人懐っこい、ツンデレな性格が多いのが特徴。
猫のピンク、黒、茶の3色の模様からくるので、全ての猫の性格が現れやすいようです。
黒が多いと野性味がでたり、ピンクが多いと穏やかだったりと、色の多さや濃さでも変わってきます。

 

猫の性格鼻や肉球で違うのか

猫の性格は、鼻や肉球の色などで判断するのは難しいです。まして、毛色でも同じです。毛の色、柄、毛質などを決めるのは、異なる遺伝子が複雑に組み合わされて決まります。生まれた環境や飼育環境によっても性格は変わります。兄弟でも違った色や柄になることもあります。色や柄だけでは性格が完全一致するとは言えないと言うことです。色からある程度、性格に当たり外れがあるのは、猫も個性があると言うことでしょう。

 

ピンク色→茶トラ、白、三毛
黒色→キジトラ、サバトラ、黒
茶色→グレー、キジシロ
斑模様→三毛、キジシロ、サビ

共通点として言えば、猫の毛の色から鼻や肉球の色がほぼ同じであることが言えます。
毛色の薄い猫はピンク、毛色の濃い猫は黒、2色以上の毛色の猫は斑模様になる確率が高いのかもしれません。

鼻や肉球の色の仕組みは、大まかな情報で個体差に違いはあるものです。鼻や肉球が一致しないのは、猫の個性であり不思議ではありません。

猫の性格については、「確かに当たってるかも」「少し違うかも・・・」と言う意見があることでしょう。
猫ちゃんの性格は、色などからある程度は一致するかも知れません。しかし、一致しないのも当然だと言うことです。猫の性格は、見た目だけではわからない、個性があるのも「猫」と言えるのではないでしょうか?

猫の体温調節

猫ちゃんの温度認識は少し変わっていて、その特徴はです。猫ちゃんの鼻は外気温に大変敏感で、猫の体温調節にも大きく関わっています。
猫ちゃんの鼻は、わずか0.2度の温度上昇、および0.5度の温度低下に反応するといいます。これは、子猫が母猫の乳首の位置を探したり、成猫が食べ物の温度を感知する必要性から発達した能力のようです。
これによって気温の変化を感じ取り、自分にとって最適な温度の場所に移動し、体温調節を行なっています。

これに反して鼻以外の部位は温度変化に鈍感で、毛が焦げそうな熱いストーブの前でも平気で寝ていたりします。冬でも猫が熱中症になってしまう可能性があるので、飼い主さんは猫の寝床を暖房器具から離しておくようにしましょう。

 

暑い時の体温調節

猫ちゃんにはほとんど汗腺がなく、肉球に存在しているだけです。そのため、猫ちゃんの体温調節はほぼ肺で行なわれています。
暑い季節、猫は肺の中の水分で体温を放散します。温められた水分は呼吸と共に鼻に上がってきて、外気温に触れて再び冷やされます。
猫ちゃんの鼻には鼻腺という分泌物を放出する器官もあって、猫ちゃんの鼻は常に濡れていてひんやりと冷たい状態です。また、鼻から放出される水分の気化熱の左右差を感じることにより、猫は風の向きを知ります。こうして自分の最適な温度の場所をさがしだすのです。

  • 猫は耳から熱を放出するか、肉球で汗をかいて体温調節している
  • 夏にあえぎ呼吸で体温を下げたり、冬に筋肉を振動させて体温を上げたり、グルーミングで体温調節している

肉球以外では汗をかけない猫は、グルーミングすることによって体の表面から唾液を蒸発させます。この時の気化熱を利用して暑さから体温を調節するのです。逆に寒い時にはグルーミングで被毛の中にしっかり空気が入り込むようにして暖かさを逃さないようにします。グルーミングは猫にとって1年中欠かせない習慣なのです。

 

猫は寒さに弱い?

現代の家猫の直接の先祖と言われているのが北アフリカ出身のリビア猫といわれています。ですから寒さに弱いのは当然かもしれません。だからといって、すべての猫ちゃんが“極端な寒がり”というわけではないのです。
寒さが厳しい冬、猫はコタツで丸くなる……。室内飼育の場合でも、部屋の中が寒かったり、乾燥しすぎたりすると、猫は体調を崩してしまいます。
一般的にペルシャやヒマラヤンなどの長毛種は寒さに強く、アメリカン・ショートヘアやマンチカンなどの短毛種の猫は寒さに弱いと言われています。また、若くて筋肉量や活動量が多い猫は代謝が活発なためそれほど寒がりませんが、筋肉量の少ない子猫や老猫、痩せた猫、また運動が嫌いであまり動かない猫は寒さに敏感です。
飼い猫の様子を見て、それぞれに合った寒さ対策が必要です。猫は寒さを感じているとき、体を丸めたり、物陰にもぐりこんだり、毛を逆立てて体をふくらませたりします。そのような様子が見られたら、部屋の温度を見直してみましょう。

 

低温やけどに要注意!

低温やけどとは、40〜50度の、体温より少し高めの温度の物体に長い時間触れていることで起こるやけどのことです。通常のやけどと異なり、ゆっくり進行するので気づきにくく、また気づいたときには手術が必要なほど重症になっているケースもあります。
熱があたりすぎないように、ストーブにはカバーやチャイルドガード等を設置したり、定期的にこたつ布団をまくり上げて冷気を入れたり、ホットカーペットの上に厚手のカバーをかけたりするなど、状況に応じて工夫してください。

ストーブやこたつ、ホットカーペットなどの暖房器具の付けっ放しは、猫の低温やけどや火事などの事故を引き起こすかもしれません。猫だけの留守番の時は避けた方が良さそうです。

お部屋の中が温かくても、水飲み場やトイレが寒い場所にあると、猫はギリギリまで水を飲むのも、トイレに行くのも我慢してしまうことがあります。その結果、脱水症状や膀胱炎、尿道閉塞を起こす危険性が高くなります。
いつもの水飲み場やトイレが寒いのであれば、冬の間は、暖かい場所にトイレや水飲み場を増設したり、冷水ではなくぬるい水を用意してあげましょう。

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