猫と暮らす

猫と暮らす覚悟

猫ブームがきっかけで猫ちゃんを飼ってみたい!という人もいるでしょうけど、猫を飼うということに覚悟はできていますか?
大切なパートナーになってくれて、寂しい心を満たしてくれる存在でもありますけど、その反面大変なことも多いです。
猫ちゃんは物でもアクセサリーでもなくです。動物を飼うということは言葉通り責任が生じます。
近年、何の覚悟もなく流行りだからという理由で猫を飼う人があまりにも多く、無責任に猫を捨てたり、保健所に持ち込んだりする人が多く不幸な猫ちゃんも増えている状況なのです。

 

コロナウイルスの影響で、ペットを飼い始めるという人も増えているそうです。
覚悟のないまま犬や猫を家族に迎え、不幸な結果を迎えないように、動物の可愛いところばかりではなく、家族に迎える「デメリット」を知ることも大切だと思います。
テレビやSNSでは“猫はこんなに可愛い”という情報があふれているのに、「猫を飼う大変さ」を伝える発信はあまりないように思います。

猫は可愛いだけじゃなく、イメージよりも手のかかる動物で、本当はこの事も伝えてほしいのですが・・・。

猫を飼おうか検討している人には大変なところを知って、覚悟を決めてから家族に迎えて欲しいと思っています。

 

 

猫を飼うということは、猫を家族として迎えることです。
これからの十数年間、長生きする子であれば二十数年間を一緒に暮らしていくということになります。
一時的な感情で飼い始めて、やっぱり無理!・・・飼えないなんていうことになれば、あなたも猫も不幸になります。
だから、猫ちゃんを飼う前にじっくり考えて「命を迎える覚悟を持つ」。そんなあたりまえのことが多くの人の心に根付き、生涯の家族に出会う猫が増えることを願います。

毎日世話ができる覚悟

自分の生活の一部を猫ちゃんに費やす覚悟はできていますか?
猫ちゃんは比較的手のかからない動物だと言われていますが、それでも動物ですから世話をする必要があります。
猫には飼われている意識はなく、自分の縄張りに飼い主がいるという感覚です。
早朝や深夜に起こされる、何かしているときに邪魔されるなんて当たり前。
どんなに高級な革ソファでも爪とぎしますし、飼い主さんが忙しく疲れている時でも甘えてきます。
人間でいうと、ワンパクな子供を世話している感じでしょうか。

 

 

猫の為なら自分の生活スタイルを変えても良いという覚悟

猫ちゃんを飼ったら一人暮らしの場合は長期の旅行に行くこともできませんし、連日の飲み会や友達と遊びに行ったら猫ちゃんが寂しがってしまってストレスで病気になってしまうことも考えないといけません。
今までの自分の生活スタイルを崩す恐れがある・・・そんな覚悟を貴方は持っていますか?

  • 餌の世話
  • 飲み水の交換
  • トイレの世話
  • 遊んであげる
  • かまってあげる
  • 体調チェック

「猫ファースト」を実践する覚悟があっても、まず現実としてそのための時間があるのかを考えないといけません。
猫ちゃんはきれい好きなので、トイレが汚れていると嫌がって排泄しないことがあります。毛づくろいで飲み込んだ毛玉を排出するため、どこでも所構わず日常的に吐きます。
抜け毛も多く、猫と暮らし始めると掃除の時間は飛躍的に増えるでしょう。
命の関わる病気やケガを負わなければ、室内だけで飼われる猫は平均15年以上生きると言われています。
この間、一日も欠かさず食事の世話やトイレ掃除、そして毎日猫の様子を観察し健康管理や爪切り・毛の手入れなど猫を清潔に保つ責任もあるのです。
生きものと暮らすのですから、「今日は忙しいから」とか「体調が悪いので」といったあなたの都合で面倒をみられない日があってはいけません。数日留守する場合は、知り合いに面倒を見てもらったり、キャットシッターやペットホテル、動物病院に預ける・・・など、あなたの代わりに面倒をみてくれる手配が必要になります。
ひとたび一緒に暮らし始めた猫は、あなたの家族ということを忘れないでください。

お金がかかるという覚悟

猫ちゃんは、犬に比べて飼うのにお金がかからないとは言われていますけど、それでも食事、トイレの砂などの消耗品代として平均すると毎月3000〜5000円程度お金が必要です。
さらに、おもちゃ代、留守番をさせる場合は防寒グッズや冷感グッズ、病気になった時の治療費や毎年受ける予防接種代に避妊・去勢代もあります。

 

猫を飼い始める時点で必要なもの

 

キャリーケース
ケージ
トイレ
爪とぎ
キャットフード
餌入れ、水入れ

 

猫ちゃんを家に連れて帰る際や病院に行く際などに便利なのがキャリーケースです。何度か仕様するとに自分の匂いがして安心して入ってくれるので、猫ちゃんがお気に入りのものを用意しておきましょう。
ケージは猫用の檻です。家を留守にする際や、猫ちゃんを2匹以上買う際などに猫の身を守るためにも用意しておくと役立ちます。また、災害時には人間と一緒に避難しなくてはならなくなるので、その際の猫用のシェルターとして使えます。
猫ちゃんの爪は何層にもなっていて、下から新しい爪が生えてくるため、古い爪の層をといではがす必要があります。爪とぎを用意しないと家具や壁で代用されてしまうので、爪とぎグッズは必ず用意しておきましょう。
専用となる食器となる餌入れ、水入れは必須です。使いやすい物を。

 

猫を飼い始めた後にかかる費用

  • 食費
  • トイレの砂やシート代
  • 保険代
  • 医療費
  • ペットホテル・ペットシッター代

 

こうやって考えると、結構猫ちゃんと一緒に暮らすにはお金がかかるんです。
複数匹飼うとなると、もっともっと費用がかかります。
食事も猫ちゃんの好みや月齢、体調に合わせて考える必要もあるし(ウチの子は好きなフードだけ与えていたら尿管結石になってしまいました)、ワクチン接種のことも考えないといけません。
日用品としては、おもにトイレの砂、ペットシーツを定期的に購入することになるでしょう。
猫ちゃんも人間と同じで老猫になればなるほど、病院のお世話になる回数が増えます。だから普段から心がけてお金は積み立てておく必要もあります。
最近では「ペット保険」と称して、毎月掛け金を払っておけばペットの急な病気に対して見舞金が支払われる保険なんかがあるので、これらを利用するのも一つの方法です。

これらのペットの共済制度は、年齢・ペットの大きさ、会社によって保険料はさまざまですが、毎月の掛金は、1,500円前後に設定されていることが多いみたいですね。また、その保障内容もさまざまです。

 

ペットにあまりお金をかけられないからと、キャットフード代や病院代を最低限のところで試算してしまうと、思わぬ出費で家計が圧迫されてしまう可能性があるので注意が必要です。
いざという時に、お金がないから、どうしようもない!では、飼い主失格です。
猫ちゃんは家族であり、大切な命です。絶対にお金がない!などということがないようにしましょう。

家が汚れるという覚悟

猫ちゃんのいる家の掃除は毎日が基本です!
床の掃除機がけやカーペット・布団などの布地の毛取り、キャットタワーの掃除や猫用食器の除菌など、短時間でできる掃除は日常的に行うことで綺麗な空間を維持できます。

 

 

抜け毛

猫ちゃんを飼うということは、基本的に抜け毛との戦いです。
掃除や定期的なブラッシングは当たり前のことなのですね。
長毛種と短毛種によって、抜け毛の量が変わるので、毛の長さによって日常のブラッシングの回数を調整してあげましょう。

ブラッシングのしすぎは猫の負担になるため、注意してください。

エアコンフィルターにも、猫の毛が入り込んでいます。多頭飼いの家庭は特に毛の量が多いので、定期的に掃除機やブラシを使って毛を取り除きましょう。

 

家の中に落ちているウンコ
 

猫ちゃんは、ウンチをした後はお尻が熱くなるのでスグにその場から離れようとします。
慌てて走り回るので、肉球や毛にくっ付いていたり、猫砂と一緒にまき散らされたりして床の上にウンチが落ちてしまいます。

ベットやカーペットが気に入った素材だと、トイレじゃなくてソコでウンチをしてしまうことも。

 

まき散らされるトイレの砂

猫トイレで使用する「猫砂」は、小さく細かいのでどうしたって床にこぼれてしまうものです。
猫ちゃんの肉球にくっ付いて飛び散ったり、猫がまき散らしたり…。 “飛び散りにくい” という製品を使っても、フタ付きのトイレを使っても、床の上には猫砂がどうしても発見されます。食卓の上やベッドの中で猫砂を発見することだってあるでしょう。

 

嘔吐物

猫ちゃんは、とにかく吐きます。
吐く前には独特の嘔吐音があると思うので、スグに分かると思いますけど・・・時間も場所も関係なく吐きます。
なので、猫ちゃんが吐こうとしている場所は冷静にチェックしましょう。
本や電化製品などの嘔吐物がかかると困る物の上に吐こうとしている場合は、急いで新聞紙やタオルでゲロを受けとめなければなりません。間に合わなければ、自身の両手を差し出すのもやむなしでしょう。
また気付かない間にゲロが床の上に残されていて、踏んでしまうことも・・・。

 

掃除するときは、猫ちゃんのストレスにならないように気を配ることが大切です。
猫ちゃんの動きを気にしながら掃除する場所を優先付けし、極力騒音をたてないよう、気を配る必要があります。
効率よく掃除しつつ、愛猫と一緒に快適な日々を過ごしましょう!

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