猫と暮らす

愛猫のお手入れ

猫ちゃんのお手入れをすることには、嬉しいメリットがたくさんあります。
まず、身体を清潔に保つことで、健康維持につながります。
さらには、身体を触ることで異常の発見ができる・・・病気の早期発見につながるのです!
一番嬉しいのは愛猫と大切なスキンシップの時間を過ごすことでしょう♪
猫ちゃんは自分で上手に毛づくろいをしますし、ブラッシングや爪切りが苦手な猫ちゃんもいるかもしれませんが、愛猫の健康を守るためにも毎日少しずつお手入れをすることが大切です。
猫ちゃんは綺麗好きなどうぶつで、自分で上手に毛づくろいをします。
それなら、お手入れする必要ある?と思う飼い主もいるかもしれませんけど、お手入れをすることは必要です!

猫ちゃん自身では手が行き届かない部分もありますし、年齢や性格によっては、あまり自分でお手入れをしない猫ちゃんもいます。
愛猫に健康で長生きしてもらうために、日ごろのお手入れを欠かさないようにしましょう。

 

お手入れをすることで得られるメリット

  1. 猫ちゃんの身体を清潔に保ち、健康維持につながる
  2. 身体を触ることで異常の発見ができ、病気の早期発見につながる
  3. スキンシップにもなり、コミュニケーションをとることができる
  4. 日ごろから身体を触っておくことで、健康な時の身体の状態を知ることができる

身体を触られるのが苦手な猫もいます。嫌がる場所は無理に触らないようにしてください。
無理はせず、毎日少しずつ行うようにすることが大切です。

身体の掃除

ブラッシング

猫ちゃんはきれい好きな動物です。自分の舌を使い、身体をなめて毛づくろい(グルーミング)をします。
さまざまな格好で毛づくろいをしますが、どうしても行き届かない場所もあります。
また、年齢を重ねたシニアの猫ちゃんは毛づくろいをしなくなったり、そもそも毛づくろいをしない猫ちゃんもいます。
その他にも、口内炎などが原因で毛づくろいをしなくなることもあります。そんな猫のためにも、飼い主がお手入れをするのはとても大切なことです。
ブラッシングのメリット

  • 血行がよくなる
  • 抜け毛を取り除き、空気の層を作ることで体温調節に役立つ
  • 皮膚病予防につながる
  • 余分な抜け毛を取り除くことで、胃の中で毛玉ができるのを防ぐ

 

爪切り

猫ちゃんの爪は、ちょっと爪切りをしないでいると、あっ!という間に針のような爪先になってしまいます。
鋭いままだと、どこかに引っかかって指をケガする危険や、猫自身や飼い主さんを傷つけてしまう可能性もあります。
その他にも、巻き爪になったり、病気の原因になることもあるので、しっかりお手入れをしてあげましょう。

 

爪切りの仕方
肉球を軽く押して、爪を出してしっかり固定してください。内側のピンクの部分が血管なので、血管から先2mm程度は残すように。一気に切ろうとするのは危険です。
猫の年齢によって、爪の伸びるスピードが異なるので、爪切りの適切な頻度は違ってきます。
成猫であれば月に1回程度が目安です。日ごろからチェックをして、必要に応じて爪切りをしてあげてください。

1回で全部の爪を切ろうとせず、日ごろから細めにチェックをし、鋭くなった爪をちょこちょこ切る方法がおすすめです。
また、子猫のうちから爪切りに慣れさせてあげるとよいでしょう。
成猫から迎えた場合は、少しずつゆっくり慣れさせてあげましょう。爪切り後のご褒美も忘れずに!

 

鼻のお手入れ

たまに汚れがついてしまっている時があります。
鼻の中の汚れまで取る必要はありませんが、鼻の外についてしまった汚れは優しく拭きとってあげてください。
目と同様、猫は自分でグルーミングをして綺麗にします。
それでも、乾燥してこびりついたような汚れがついてしまうときもあるので、水かぬるま湯で湿らせたガーゼかコットンを使い、優しく拭き取ってください。
指を使ったり、無理にはがし取ろうとしないでください。汚れが目立つときに拭いてあげれば大丈夫です。

 

目のお手入れ

目の周りも、猫は自分でグルーミングをします。
それでも、乾燥してこびりついたような目ヤニがついてしまうときもあるので、水かぬるま湯で湿らせたガーゼかコットンを使い、優しく拭き取ってください。

この時、目元を傷つけないように注意しましょう。指を使ったり、無理にはがし取ろうとしないでください。

また、直接目を触らないようにも気を付けましょう。
目ヤニが付いていることに気づいたときだけ、ふいてあげれば大丈夫です。

 

大事な愛猫に健康で長生きしてらうために

どのお手入れをするにも、その猫の年齢や性格にあわせて、優しくしてあげるようにしましょう。
大事な愛猫に健康で長生きしてらうためにも、日ごろのお手入れを心がけてください。
お手入れをすることでスキンシップを重ね、愛猫との距離をもっと縮めることができると思います♪

猫の耳掃除

猫ちゃんにとって、音をききとり、まわりのかすかな動きをキャッチする耳はとっても重要な部位です!
昔からネズミを追い掛け回すイメージがありますが、まさにそのために猫の耳は大きく進化し、発達しました。
外に敵がいないか、獲物がないかなどの情報を猫は耳を使って察知しています。
耳から正確に情報を得るために、猫は12種類以上の筋肉を使って、耳を動かしているというから、驚きです。

人間が聞くことができる波長は最大でも20キロヘルツ。それに対して猫は60キロヘルツの音を聞くことができます。もちろん高齢になるにつれて聞ける音の範囲は異なってきますが、猫にとって耳がどれほど大切かわかります。

 

耳掃除はしたほうがよいのか。

人でも、「耳掃除」が大好き!・・・という方が多いかもしれません。
毎日綿棒で掃除しないと気がすまない、という方だっていることでしょう。

 

猫の耳掃除の必要性

しかし、猫ちゃんに耳掃除をしてあげるとなると勝手が違うものです。多くの猫ちゃんは嫌がるものです。
しっかりと直立している耳を持つ猫ちゃんの場合は、耳の中の通気を保つことができるためムレにくく、それほど汚れが溜まりやすいわけではありません。
そのため、汚れてもいないのに無理をして頻繁に耳掃除をする必要はありませんし、逆に耳掃除をしすぎることで、耳を傷つけてしまうことに気を付けるべきです。

スコティッシュフォールドのような「折れ耳」の猫ちゃんの場合、通気性が悪いため、耳の中で雑菌が繁殖しやすくなります。
汚れがたまりすぎない程度に耳掃除をしてあげることをお勧めします。

猫の耳垢の多くは、黒い汚れとして出てきます。
耳のしわの溝に少しつくくらいであればあまり気にする必要はありませんが、その量が異常に多かったり、強い痒みや匂いを伴う場合には、放置すべきではありません
耳ダニの寄生や、マラセチア(酵母菌)の感染や外耳炎が疑われます。かかりつけの獣医師に相談してみてください。
本来、猫の耳にはきちんと自浄能力があり、耳の中の古い角質や分泌物は外側に排除されるようになっています。
健康な猫であれば、耳掃除は「気になったときだけすればよいのです

 

家で耳掃除をするときの注意点

日常ケアとして、おうちで猫の耳掃除をするときは、まずもってご自身の爪に注意してください。
伸びていたり、尖っていたり、欠けていたりすると、簡単に耳を傷つけてしまいます。

初めての場合や、まだ慣れていない場合、猫は全力で耳掃除を嫌がるものだと心得ておきましょう。

シャンプーのときと同じで、急に始めたり、必要以上に押さえつけたりすべきではありません。

 

猫の耳の形で感情や気持ちがわかる?

いざ猫ちゃんの耳の掃除をしよう!と思っても、猫ちゃんの気分によっては掃除のタイミングが違うこともあります。
猫ちゃんの耳が表現する気持ちや感情を読み取って、耳掃除=怖くない ということを理解させてあげましょう。

 

耳をピンっとたてている

音や動きに敏感に反応している状態です。集中していたり、じーっと獲物を見つめるときに耳がピンとたつことがあります。

 

耳を後ろに倒している

耳を後ろに倒しているときには2つパターンがあります。
1つは、初めて見るものや初めて匂いを嗅ぐものに対して、ちょっと様子を伺いながら近づいている時。
2つ目は、人の近くに来て耳を後ろに倒している時。これは「撫でて〜かまって〜」という甘えん坊のサイン。

 

耳をピクピクとしている

耳をピンとたてている状態よりも、より動きがあるものや音がたくさん聞こえている時に耳が動きます。
神経質になってまわりの様子をうかがっている場合がありますので、突然ふれたり、大きな音をたてたりするのは控えましょう。

 

耳が横に倒れている

猫の耳が横に倒れているときは要注意!「近づかないで!」のサインです。
こんな風になっているときは、猫に近づかずそっとしておくのが一番。無理に撫でたり、近づこうとすると攻撃してくる可能性もあります。

 

定期的に掃除で病気を予防

猫にとって、“耳”はとっても大切です。
健康で、元気に過ごしてもらうために毎日欠かさずチェックして、病気を予防したいですね。
病気は、いつわが子の身にふりかかるかわかりません。万が一、病気になってしまっても、納得のいく治療をしてあげるために、ペット保険への加入を検討してみるのもよいかもしれません。

歯のお手入れ

結論から言うと、猫ちゃんも歯磨きをしたほうがよいです
野生のネコ科動物は肉食のため、肉を引きちぎることで歯の表面の汚れが取れることに加え、あまり噛まずに飲み込むような食事スタイルのため、肉片が口の中に残りにくく、歯のトラブルが少ないと言われています。
一方、家で飼うペットの猫ちゃんの場合は、主食がキャットフードという場合が多いと思います。
細かく、柔らかくなりやすいペットフードは、肉に比べて食べカスが残りやすく、放置すると歯垢や歯石となって、歯肉炎や歯周炎などのいわゆる「歯周病」の原因になります。
ドライフードの方がウェットフードと比べてお口の中に食べかすが残りにくく、歯垢や歯周病の原因となりにくいです。
猫ちゃんの好みにもよるのですが、ドライフード中心の食生活の方がお口の衛生環境を保ちやすくなります
歯垢を放置すると、歯石に変わってしまいます。
歯石がたまると歯肉炎や歯周炎などのいわゆる「歯周病」の原因になります。
日ごろから歯のお手入れの習慣をつけられるといいですね。

 

歯磨きの仕方

ヘッドの小さい猫専用歯ブラシを歯の根元部分に対しておよそ45度の角度で当て、小刻みに揺らすようにして磨きましょう。
歯ブラシが歯肉に当たって傷つけてしまうこともあるので、力を入れすぎないように十分注意してください。
歯ブラシを嫌がる猫も多いので、その場合は歯磨きシートで拭いてあげるとよいでしょう。2〜3日に1回を目安に行ってください。

 

こんな症状はすぐに病院へ!

  • 歯石が多く付着している
  • 歯がぐらぐらしている
  • 歯が抜ける
  • 口臭が強くなった
  • よだれがたれる
  • 食べるのをためらう、途中でやめてしまう

 

猫の歯の構造

猫の歯の数は乳歯のときは26本、永久歯は30本です。
歯は大きく分けると、表面の「エナメル質」、その下の「象牙質」、神経や血管などが集中する「歯髄」の3層から成り立っています。
歯と歯肉の境目には、数ミリの溝(歯周ポケット)があります。ここに歯垢(プラーク)がたまると歯肉など歯周組織の炎症を引き起こします。
これが歯周病です。また、歯垢は放っておくとどんどん硬くなってしまいます。これが歯石です。
大人になってから歯磨きを始めるのは大変、というケースが多いので、子猫のうちに慣らしておくといいでしょう。
永久歯が生えそろう生後4〜6ヶ月ごろまでには慣らしておきたいところです。

いきなり歯ブラシで磨くのは難しいので、少しずつ時間をかけて慣らしましょう。
コツは無理せず、猫が嫌がらないように気をつけてあげることです。

 

歯磨きを嫌がる時の対処法

猫ちゃんが歯磨きを嫌がっているのに無理やり行うのは、かえって歯磨き嫌いを助長してしまいます。
まずは口の周りを触られることに慣らすことからはじめ、慣れてきたら歯に触る、歯を触らせてくれるようになったら歯ブラシを使う…など、焦らず段階を追って進めましょう。
歯ブラシに猫が好きなおやつをつけてなめさせる、歯ブラシを持つ手におやつを隠しておくなど、まずは「歯ブラシ=いいこと」と教えて、なるべくストレスが少ない方法で時間をかけて歯磨きを習慣化してあげてください。

歯ブラシが苦手であれば、ガーゼや市販の歯磨きシートで歯を磨いたり、飲み水に混ぜて使う液体歯磨きなども販売されています。そのようなデンタルケア商品から始めてみるのも手です。

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